奈良漬は香りが高くとても深味があり、漬物の中でも王様といっても過言ではありません。
主に白瓜のお野菜が定番ですが、現在多岐にわたり様々なお野菜を奈良漬に漬けています。
白瓜や胡瓜はもちろん、世界一長いといわれている守口大根、すいか、生姜、かぶら、なす、玉ねぎなどです。
当店では、ごぼうがとても季節感のある風味があり人気商品になっています。
橿原神宮奉納奈良漬増田屋の奈良漬は契約農家で栽培された国産で、こだわり抜いた「白瓜」や「胡瓜」のお野菜と有名酒蔵の上等な酒粕だけを使用し、塩漬けから酒粕漬け段階まで、丹念に約7回の「漬け変え」を行っております。
人工甘味料・保存料・着色料などを使用しない無添加・伝統の奈良漬製法を守っております。
店頭に並ぶまでに、最初の塩漬けを開始してから最低でも一年以上の歳月を費やし、べっ甲色をした風味豊かな奈良漬となっております。
奈良漬専門店として、各野菜の持つ旨味や味の違いなど、奈良漬の奥深さをより楽しんでいただけるように品種も多種にわたっております。
水で洗わずに、お召し上がりになる分だけ取り出して酒粕をペーパータオルなどでふき取り、5ミリ程度の厚みに切ってお召し上がりください。
また、お酒の風味をきつく感じる方は酒粕を落としラップをして冷蔵庫で半日、または1日保存をしますと奈良漬の酒精分が発散し、酒粕本来の甘味が増しますのでお召し上がりやすくなります。
冷蔵庫で冷やしていただくと、より一層おいしくお召し上がりいただけます。
※きざみ奈良漬、金山寺きざみ奈良漬、ごった奈良漬のカップ商品は酒粕ごとお召し上がりください。
奈良漬の酒粕は、日本酒を造る時にもろみを絞って残ったもので、微生物や発酵が生きているため、ゆるやかに発酵していきます。
酒粕は栄養価が高く、栄養成分としてたんぱく質、炭水化物、食物繊維、ミネラルといった体に必要な成分がたくさん含まれています。
また、免疫や血圧についての研究が進められています。
残った酒粕は、鮭(さけ)や鯖(さば)などのお魚に酒粕を薄く塗って、冷蔵庫で2~3日程度置いていただき、酒粕の風味がお魚に移っていたら出来上がりです。お肉も同様でできます。